【内容量】 : 100g

ヘナはインドや中近東を原産地とするミソハギ科の灌木で、抹茶のような色と良い香りがします。インドのアーユルベーダでは止血作用や殺菌作用があるといわれ、皮膚病、傷、炎症の薬として用いられてきました。同時に、髪への優れたトリートメント効果が認められています。
ヘナに含まれるローソン（赤色酵素）は、動物性たんぱく質に反応してオレンジブラウン色に発色します。この性質を利用して、インドや北アフリカの人々は祭事の時にヘナを使って肌に美しい絵を染めつけています。あのクレオパトラは爪や髪にヘナで色を着けていました。
「白髪のままではなんだか恥ずかしい」「ヘアダイを使えば髪は痛むし健康にもよくない。けれどやっぱり染めたい」
そんな悩みから解放してくれるのがヘナです。植物染料ヘナの安全性は人々の長い使用歴が物語っています。ナチュラルヘナは無農薬栽培の高級品ヘナを使用しています。草原の髪色ヘナをお楽しみください。

市販の毛染めやヘアカラーには髪や地肌にダメージを与える過酸化水素などの成分だけでなく、体内に入って内部から影響を及ぼす成分などが含まれている場合があります。その中には発がん性の疑いがある成分も多く、皮膚障害やアレルギー、腎臓、肝臓障害・造血障害（再生不良貧血など）の原因となることも報告されています。
100％天然の染料なので地肌にも安全です。是非1度お試しください。

◇上手なヘナの使い方
(1)乾いて清潔な状態の髪に使用します。
(2)ヘナパウダー適量をボウルに取り、少しずつお湯を加えます。ゆるめのマヨネーズ程度の固さを目安に、粘りが出てダマのないなめらかな状態になるまでよく混ぜます。
(3)ビニール手袋をして、髪を小分けにしながら筋目に沿って刷毛で塗布してゆきます。量は充分に、特に根元・生え際・分け目などにはたっぷりと丁寧に塗りこんでください。1〜2cmの幅で髪をスライスし（薄くとりわけ）反対側に倒しながら塗ると万遍なく塗れます。途中でヘナが乾いてきたら水を少量スプレーもしくは塗布し、ペーストの水分を保つようにします。
(4)塗り終わったらラップで頭全体をピッチリと押さえるように包み込みます。さらにシャワーキャップもかぶったほうが良いでしょう。首には液ダレを防ぐためタオルを巻きます。
(5)顔・首・耳などについたヘナを拭き取り、自然放置します。時間をかけるとより良く染まります。
(6)一定時間後、ペーストを少しだけ取り除いてみてカラーチェックをします。染まったことを確認したら。お湯で良く洗い流した後、シャンプー・リンスをします。

白髪染めの場合は白髪部分のみ塗布してください。黒髪部分は元の色より濃くなります。
※用法・用量・所要時間は、ヘナの種類によって大きく違います。各商品に添付されている使用説明書をよくお読みのうえ使用ください。
※まれにお肌に合わず草カブレを起こす場合があります。ご使用前にはパッチテストをしてください。
※特にアレルギー体質・敏感肌の方はご注意ください。